メンバー(社員)と管理職の間に立つリーダー業をやってきた、うっちーの経験を元にした考え方を書いてます。あくまでもご自身が考えるきっかけとして下さい。
現場や会社を辞めてしまう理由・続ける為には
エンジニアが辞める理由
- 現場・会社で学べることがなくなった
- 精神的・身体的に自分がダメになると感じた
- 必要な収入を確保できない
これらを全て叶えるのは難しいですよね・・・
不本意な一身上の都合もある
何割かの人は、良い現場や会社でも辞めなければいけない場合はあります。家族の影響で生活スタイルが変わることもあるし、本人も不本意な突発的な理由が発生する場合もあります。辞めても何かしらの形でつながっていたい、と思ってもらえることを目指しましょう。
現場・会社の引き止めについて
エンジニア自身がモチベーションをなくしてしまったら、エンジニアのためにも会社のためにも続けてもらう意味はないと思います。モチベーションがなくなった人が続けても、会社(従業員)だけでなくお客様にとってもマイナスの影響が出るので、引き継ぎをして辞めてもらいましょう。
引き止めるより、今いるエンジニアに注力しましょう。
現場ができる対策
辞める理由の8割はエンジニア側の問題だと思いますが、現場・会社の影響も大きいです。仕事ができる人できない人に関わらず続けるかを判断しているので、現場・会社側が、続ける理由を意識して作るべきだと思います。
学びの場であること
エンジニアは、知らなかったことを学べていることに満足感を得ます。ここにいれば、新しいことを学んでいけると感じられる必要があります。厳しいですが、今までは学べていても、学べることがなくなった時点で辞めていきます。。
その為には、どうすれば良いと思いますか。
フォロー体制
リーダーの方は、ちゃんとチームメンバーの味方になってあげるべきだと思います。誰か辛い状況のメンバーがいる場合に、味方になってあげられるのはリーダーや周りの仲間だと思います。辛い状況であると何かしらのアラートを上げて来たメンバーに対しては、「あなたが辛い状況であることは認識してますよ」を伝えて、仕事の一部を変わりにやってあげるとかして一旦仕事を少し減らしてあげるとモチベーションが維持できて引き続き頑張ってくれると思います。
フォローがほしいと感じたときに、的確なフォローを入れることで、この現場なら続けられるかもしれない。と思ってもらえると思います。
仕事が取れるかどうかは、スキル・技術が一番大事なのか
私は、やはりコミュニケーション能力が一番大事だと思います。理由を簡単にいうと、最初にスキルがなくても先輩方と円滑にコミュニケーション取れれば色々教えてもらえて、スキルが早く身につくと思うからです。
コミュニケーションが円滑にできない場合、以下のデメリットがありますよね。
- 仕事量・スキルの問題でこなせない場合、一人で抱えてしまって迷惑がかかる
- 課題・改善すべき点があるのに、一緒にクリアしていけない
- 成長スピードが遅い・成長しない
まず行動してから求める
「年収を上げたい」「いい暮らしがしたい」と言う人ってよくいますよね。決済権をもっている社長・営業の方とお話していると、求めるのは自由だけど結果を出してから言ってほしい・・・という声をよく聞きます。何も努力していないのに欲求は一人前というのは、仕事でも家庭でも相手にされないと思います。欲求を言いたくなるのをグッと我慢して、何か行動・努力してから言うようにしてみてはいかがでしょうか。
皆さまも仕事について考えるきっかけになれば幸いです。
以上です。